おすすめの節約術(ソーラーパネル&ポータブル電源編)

ソーラーパネルで節電 節約術

ソーラーパネルとポータブル電源を利用した電気料金の節約について紹介します。

紹介するソーラーパネルとポータブル電源は主にアウトドア用として販売されている価格が約10万円のセットです。

最近ではソーラーパネルとポータブル電源は非常時の防災グッズの定番になりつつあります。

一方で電気料金の高騰を受けて、電気料金の節約を考えている人も多いと思います。

しかしながら、残念ながら日々の努力で節約できる電気料金はわずかです。

おすすめの節約術(電気料金編)でも紹介した通り、古い家電を新しい省エネ家電に買い替えるのが最も効果的な節約術です。

それ以外の方法として今回紹介するのが、ソーラーパネルで発電し、ポータブル電源に充電した電気を利用して電気料金を節約する方法です。

1.ソーラーパネルの発電量と電気料金の節約額

発電能力が100Wのソーラーパネルは1時間で100Wh発電します。

したがって、1日5時間発電すれば500Wh発電することになります。

一方、2人世帯の1か月の電気料金は11,307円で、使用量は320KWhです。

電気料金単価は1KWh=35円となります。

本当は基本料金という固定部分がありますが、今回は簡易的にこの金額で計算します。

発電能力100Wのソーラーパネルが1日5時間で発電する500Whの電気料金換算は約17円です。

1か月ではなんと約500円となります。

因みに、500Whのイメージが湧かないと思いますので、具体例を紹介します。

スマホ充電1回で約15W消費するので、33回充電が可能。

扇風機は30Wで16時間使用可能。

電子レンジは500Wで1時間使用可能。

ドライヤーは1,000Wで30分間使用可能。

なお、今回の発電量の計算はフルに発電できた場合を想定しています。

太陽が出ていない曇りや雨の場合の発電量は晴れの日の発電量より大幅に減少します。

また、晴れていても、ソーラーパネルの設置場所によっては、100%の発電能力は期待できません。

例えばマンションのベランダでは、100%の発電能力は期待できません。

2.ソーラーパネルとポータブル電源の価格

ソーラーパネルとポータブル電源のセットでの価格は約10万円〜です。

内訳はソーラーパネルが発電能力100Wクラスで3万円〜です。

ポータブル電源が蓄電能力700Whクラスで7万円〜(100Wh当たり1万円程度のイメージ)です。

このクラスが価格的にも手頃で、日常使いにも便利と考えます。

100Wのソーラーパネルは大きさは、折り畳み式の場合、展開時は横約120㎝×縦約55㎝のイメージです。

二つ折りの場合、収納時は横約60㎝×縦約55㎝となります。

100Wを超えるとソーラーパネルが大きすぎて、マンションのベランダで発電しようとは考えられなくなります。

また、ポータブル電源の重さは100Wh当たり約1㎏のイメージです。

700Whのポータブル電源では7㎏以上となり、何とか運べる重さです。

1,000Whのポータブル電源では10㎏以上となって持ち運びが難しくなります。

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3.ソーラーパネルとポータブル電源を利用した電気料金の節約効果

ソーラーパネルとポータブル電源を利用しても電気料金の節約には効果はありません。

ソーラーパネルの発電で節電できる電気料金は月最大500円で、年間で6,000円です。

仮に、ソーラーパネルとポータブル電源を10万円で購入した場合、元を取るのに、100,000円÷6,000円=17年かかる計算です。

17年経過する前に、ソーラーパネルもポータブル電源も寿命を迎えます。

残念ながら採算性はありません。

4.ソーラーパネルとポータブル電源の電気料金節約以外のメリット

電気料金節約以外のメリットとしては、以下の通りです。

メリット

①アウトドアを楽しむことができる

②非常時災害時に役立つ

ポータブル電源はアウトドアやキャンピングカーに必須アイテムになっています。

一昔前のキャンプの定番は炭や薪で火を起こして調理を行っていました。

しかし、後片付けが簡単という理由からポータブル電源を利用して調理を行うキャンパーが増加しています。

飲み物を冷やすための小型冷蔵庫用の電源として、ポータブル電源を使っているキャンパーも多くいます。

同様にキャンピングカーの車内で使う冷蔵庫やIH調理器具、空調用にも最適です。

また、いざという時のために、防災用品のひとつとして、ソーラーパネルとポータブル電源を準備している人も増加しています。

5.まとめ

結論としては、残念ながらソーラーパネルとポータブル電源を利用した電気料金の節約に採算性はありません。

しかしながら、アウトドアで活躍する、災害時に役立つとのメリットもあります。

6.最後に

昨今の異常気象、ゲリラ豪雨や台風の大型化多発化、頻繁する地震で、いつ停電が起きてもおかしくない状況となっています。

また、気温上昇によるエアコンの使用量増加、それを受けての電力使用量の逼迫に伴う節電要請や計画停電、最悪の場合は予告なしの停電という可能性もあります。

仮に停電しても、スマホを充電できる防災グッズがあるだけで安心感は大きく変わります。

ぜひ一家に1セット備えるべき防災グッズとして紹介します。

ふるさと納税の返礼品となっている場合もありますので、検討してみて下さい。

結構いいですよ。

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