約60歳が短期間での宅建士の資格取得を目指した理由

宅地建物取引士試験
宅地建物取引士

私は2023年7月に転職して、そこから宅建士の資格取得に向け勉強を始めました。

そして、たった4か月弱で宅建士試験に合格しました。

宅建士講座・ゼロから始めて1年合格!

約60歳でも短期間で宅建引士の資格取得、合格は全く問題なく可能です。

令和4年度年齢別合格率

年齢別合格率
 50代  15.7%  
 60代以上   14.3%
 合計  17.0%

令和 4 年度宅地建物取引士資格試験の結果について はこちらから

こんな私の合格体験談を紹介します。

1.私のプロフィール、転職した理由

(1)以前勤務していた会社の役職定年制度

私が以前勤務していた会社は、役職定年という人事制度がある会社でした。

もちろん、正式な定年は60歳です。

しかしながら、56歳以降は会社での役職が下がるという人事制度でした。

つまり56歳以降は月額給与が下がる役職定年の人事制度を採用している会社でした。

そのため、55歳前後になると、下記のいずれかを選択しなければなりませんでした。

役職定年制度の選択肢

①会社に残れるけど役職も給与も下がる働き方

②出向転籍で一から頑張る働き方

因みに、①会社に残れるけど役職も給与も下がる働き方の場合

a)年収は従来の70%程度に下がります。

b)昨日まで部下だった人間が、上司に変わる場合があります。

c)仕事内容が全く変わらないのに年収だけ下がります。

という理不尽な選択肢です。

もちろん、慣れ親しんだ会社で継続して働けるので、出向や転職よりも心理的負担ははるかに少ないです。

そして私は、私の同期と同じように収入減のより少ない出向転籍、つまり転職を選択しました。

(2)転職を選択した理由

シニアの宅建士

転職を選択した理由は二つあります。

一つ目の理由は、子供がまだ大学生で収入減は容認できないからです。

東京でアパート暮らしを行っており、相応の仕送りが必要だからです。

理系大学ということもあり、授業料が高い上、アルバイトもそれほどできません。

子供の将来は明るいのかもしれませんが、親としてはなかなかつらいものがあります。

二つ目の理由は、会社に残った場合に60歳の定年以降の暮らしが見通せないからです。

60歳以降は再雇用制度があり、継続して同じ会社で働くことができます。

しかしながら、月額給与は更に減少します。

つまり56歳頃に1度目の年収減、60歳に2度目の年収減があるのです。

私達の年代は65歳から年金をもらうことができますが、果たして年金だけで生活をしていけるか、心配です。

65歳までに少しでも多くの預貯金を確保したいと考えています。

2.宅建士の資格取得を目指した理由 

資格取得

始めに、私は2023年度の宅建士の試験には合格しました。

さて、私が短期間での宅建士の資格取得を目指した理由ですが、二つあります。

一つ目の理由は、私が転職した会社は不動産業専業ではないものの、不動産部門もあり、資格を取得したほうが何かと得になるからです。

資格を持っているだけで、毎月資格手当が支給されます。

毎月の資格手当は5,000円で、決して多くはありませんが、年間で60,000円です。

資格を取得するために、通信講座を受講したり、専門学校に通学したりと初期投資は必要です。

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しかしながら、資格手当を2年間もらえれば十分おつりが来ます。

資格を持っているというだけで、お客様からの信頼が厚くなり、年収にも影響します。

二つ目の理由は、もし転職後の会社との相性が悪かったとしても、資格を持っていれば次の転職が楽になるからです。

不動産業界に特化した転職エージェントも多数あります。

宅建士の資格保有者を必要としている会社が多く存在します。

残念ながら、60歳を超えたら、無資格では仕事にありつけません。

もし不動産業に興味があるなら、まずは宅地建物取引士の資格取得を目指しましょう。

短期合格に向けての勉強方法、テクニック はこちらから

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